昨日の授業では関係代名詞ががテーマでした。
関係代名詞というのは本当に生徒が理解しづらい所なのだなと感じます。
しかし、関係代名詞の理解の仕方として非常に有効だなと感じる一つの勉強方法が昨日の生徒ととても相性が良かったので、そのプロセスを少々。
それは「関係代名詞とは名詞(先行詞)を文で説明する文法」つまり「文を形容詞として使う」ということだと言うことを知ってください。その上で以下の問題をやってみましょう。
① I know the man who stands there.
② He is the man I met at the party yesterday.
③ The girl who is reading a book is my sister
④ This is the book I read yesterday.
⑤ This is the phone Mike uses.
これらの文を2文に直してみましょう。すぐにできる人はやってみてください。
2文に直すということの意味が分からない人は以下を読み進めてください。
●どうして2文に直すのでしょうか。
それは「文の中の名詞」を「文」を使って説明しているからです。
従って「2文」あるということになります。
もちろん2文にならないこともあります。例えば、
The hat ( which ) he wears(彼が被っている帽子)
Book ( which ) I ordered (私が注文した本)
これらは名詞を文で説明しただけの場合です。
しかし①〜⑤は「文の中の名詞」を「文を使って」説明するので「2文」になるのです。
① I know the man.
The man stands there.
② He is the man.
I met the man at the party yesterday.
③ The girl is my sister.
The girl is reading a book.
④ This is the book.
I read the book yesterday.
⑤This is the phone.
Mike uses the phone.
と以上のように2文に分けることができます。
(今回のブログでは「関係代名詞の省略」等の説明は省かせて頂きます。)
昨日は30問くらいを徹底的にこの練習をしてもらい、2文に直した後もう一度関係代代名詞の文に作り替えてもらいました。その後位から、明らかに関係代名詞の文の理解が深まり、より読めるように、そしてより早く文を作れるようになってくれました。ほぼ関係代名詞の基礎は理解したようでした。
学習者の頭の中にしっかりとした知識が入り、それがしっかりと使われているのを目の前でみる時はいつも塾で英語を指導していて本当に楽しいなと感じます。
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